漁師の組合、漁協

会社の中でも組合と呼ばれるものがあるように（ない会社もありますが）、漁業関係者の中にも組合があります。
八戸に関して言えば八戸みなと漁業協同組合（漁協）がそれにあたります。

漁業は法人のものもあれば個人事業のものもあります。おそらく、組合員のほとんどは個人事業でしょう。個人で漁業に関するすべての運営をしていくのはとても大変です。魚を獲るための許可が必要ですし、水揚げをして商品を売らなければいけません。そのほかにも細かいことが色々と・・・。
そこで必要になるのが組合です。みんなの負担になる作業を組合が手助けしてくれます。八戸の漁協の事業内容を見ると、以下のようないろいろなことをしています。

• 指導事業
• 卸売事業
• 購買事業
• 種苗供給施設
• 利用事業
• 共済事業

なんだかすごそうですね。いや、すごいんです。

残念なことに、東日本大震災により漁業関係者は大きな被害を受けました。これから先、組合はとても忙しくなると思います。円滑な漁業が一日も早く行えるよう、復旧に向けてフル稼働することでしょう。

参考リンク掲載します。

• 八戸みなと漁業協同組合
• 魚市場の紹介（八戸市）

館鼻公園とグレットタワーみなと

東日本大震災についてのニュースで、八戸市の様子や津波到達時の様子などが映し出されていた時の撮影場所が館鼻公園です。被害の様子を見ようと見物人が集まり、問題にもなりました。
館鼻公園は海に近いところにあるのですが、高台に位置するため、津波が来てもここへ避難することができる。

昔、館鼻公園はすたれた感じの場所で、治安もあまりよくなく、あまり立ち寄らない場所でした。
しかし、館鼻公園は色々と整備を重ね、平成19年に「グレットタワーみなと」という展望室を建設しました。この展望室は八戸市を見渡すことができ、八戸市の大きさを感じ取ることができます。
ちなみに「グレット（ぐれっと）」は南部弁で（大体の感じで）「全部」の意味です。八戸をぐれっと全部見渡せるわけです。
館鼻公園が整備されたことで、観光や遊びなどで訪れる人が多くなったように感じます。

整備された館鼻公園

館鼻公園にはたくさんの桜の木が植えられていて、春になると桜が満開になります。花見をするのにいい場所かもしれません。とにかく桜がきれいです。
さらに、夏には八戸港で花火大会があり、花火の見物スポットでもあります。

グレットタワーみなと

館鼻公園の桜の木

大きな地図で見る


参考リンク掲載します。

• 館鼻公園（八戸市）

八戸市の津波浸水区域と避難状況

八戸市のツイッターによる情報（ツイート）によると、八戸市の避難状況、津波浸水区域をグーグルマップに表示しているそうです。
見るとわかりますが、工業地帯、船を止めておく岸壁が特に浸水してますね。そして、大体八戸線が浸水区域の境目になているのが分かります。その境目付近は大体、八戸線のような気がします。


参考リンク掲載します。

• 八戸市内の避難状況地図（グーグルマップ）
• 八戸市（ツイッター）

漁港ストア

岸壁のところにある漁港ストア。小さなお店で、日用品などを売っています。でも、お客さんの多くは日用品を買いに来るわけではなく、食事をしに来る人がほとんど。
漁港ストアは東日本大震災の津波の被害をもろに受けてしまいました。海のそばですから、被害も大きかったことでしょう。ところが、被害を受けたにもかかわらず、すぐに店を開け、無料でそばをみんなに提供したとか。大変ありがたいことですし、何よりもその行動に感動です。一日も早く復旧できることを願っています。

「漁港ストア」と名前はあるけれども、飲食店。そばやうどん、おでんなどのメニューがあります。お昼ご飯を食べに行くのにお勧め。朝市の時もやってたっけ？
お店自体、外と中の敷居がはっきりしないのですが、お店の中で買って外に置いてあるテーブルで食べるといった感じでしょうか。おしゃれな感じのお店ではなく、漁師向け？な感じのあっさりとしたお店です。漁師向け？と言ったけど、そう感じたのは店内外で演歌が流れていたからかも。

なぜかわからないけど、漁港ストアのそばが食べたくなる。私が好きなのはえび天そば。それから、寒い時期に買って食べるおでんがなぜか美味しく感じる。体も温まります。
なるべく天気の良い日に行くのがお勧め。
駐車場は特にないけれど、他人の迷惑にならない程度でお店の前に車を止めるのはありなのかも。ただ、特に注意してほしいのが、隣には（株）八戸水産公社という、製氷会社があって、氷をどんどん船へ運ぶ作業をしているので、出入り口をふさがないようにお願いします。

漁港ストア

漁港ストア

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八戸は復興に向けて一歩一歩努力しています

東日本大震災の大地震、大津波の被害を受けてから一週間が経過しました。東北地方や関東地方の太平洋側の地域では今までに見たことのない被害を受けました。八戸市も例外ではありません。
特に、八戸市の沿岸部の被害が大きく、復旧には多くの時間を要することでしょう。

しかし、八戸市は少しずつ復興に向けて動いています。岸壁の整備はもちろんのこと、被災した家屋の整理、スーパーなどの店舗の営業が行われています。
そして今日、多くの学校で卒業式が行われました。

また、八戸港へは貨物船が入港し、漁船も漁へ出ることができ、市場でセリも行われました。ただ、漁に出る船は少なく、例え大量に市場へ荷揚げされても、全国へ出荷するのは難しい模様。さらに、八戸港の海底には津波の影響で船や車などが沈んでいる恐れがあり、安易に船を動かすことができない。燃料不足も心配。

ただ、ボランティアの活躍や多くの人たちの助け合いによって徐々に回復してきているのは確かだ。


参考リンク掲載します。

• 八戸震災ニュース（Google）

地震ときたら津波ということ

まだ余震が続いている状態です。
震源地が内陸ではなく沖合の場合は特に津波を警戒する必要があります。
地震による揺れがおさまって、「ほっ」とする気持ちはわかりますが、次に必ず意識しなければならないのが津波の危険。今回みなさんは即座に「津波」のことを考えたでしょうか。

昔、こんな話を聞いたことがあります。「真黒い壁のような大きな高い津波が町を襲った」と。現在、メディアが発達し、津波の様子を多く捉え、そして見ることができます。すさまじい光景でした。確かに真黒な津波が襲ってきたのを初めてテレビで目の当たりにしました。大変恐ろしいものです。

実際、生まれて初めてです。八戸が津波で大きな被害を受けるのを見たのは。十数年前の三陸はるか沖地震でも、これほどの津波はなかったと思います。
残念ながら、様子見たさに海や川に近付き命を落とす人が後を絶ちません。また、復旧の妨げや救急の妨げになっていることも事実です。人間の心理として、情報収集したくなる気持ちもあるでしょうが、他人（特に困っている人）の迷惑にならないような行動をお願いします。

まとめると、地震の次に来るのは津波です。津波の次は火事。
海沿いで生活している人、海沿いで地震に遭遇した人は特に意識を。速やかに高台へ避難することです。

大規模地震が発生 八戸の地震に関する情報は

3月11日14時46分ごろ、マグニチュード9.0の地震が発生しました。

この地震の影響で余震が続いています。

これらの影響により、八戸では停電、津波が発生しています。

停電により、インターネットなどからの情報の取得が困難になっていると思いますが、地震に関する必要な情報を掲載します。
八戸市が公開しているサイトがつながりにくい、つながらない状態が続いています。そのため、防災（ハザード）マップなど震災時に利用すべき様々な情報を閲覧することができない状態にあります。早急なシステムの復旧を願います。

八戸市
八戸市の公共に関する情報は以下を参照してください。市営バス、病院、防災マップなどの情報を参照することができます。

• 八戸市

ラジオ

BeFMでは現在、USTREAMで新しい八戸の情報を配信中です。常に情報を配信しているわけではありませんが、最新の情報が入るたびに放送を行っています。

• BeFM_hachinohe USTREAM

ツイッター

ツイッターでは以下のタグを参照することで、八戸、青森に関してつぶやかれた情報を見ることができます。ほかにもタグが作成されていると思いますので、検索をお願いします。

• #hacchi
  
• #hachinohe
  
• #aomorist
• #aomori
  

交通情報

JR東日本の列車運行情報は以下を参照してください。現在のところ新幹線、在来線ともに運転再開の見込みが立っていないようです。

• 列車運行情報

NEXCO東日本の高速道路情報は以下を参照してください。

• プレスルーム
• プレスリリース東北支社

一般道路を含めた道路情報は以下を参照してください。

• 日本道路交通情報センター

ニュース

八戸に関する速報などは以下で確認することができます。電気、ガス、金融機関等の情報を見ることができると思います。

• デーリー東北新聞社
• Web東奥

まだまだ、必要な情報が不足していると思います。テレビやラジオの情報でも八戸市の詳細な情報を把握できないように思います。
地域の人たちや近くにいる人たちとよく情報交換を行って、正しい情報をもとに行動していただければと思います。

やま文

魚料理がメインのお店。
ディナーもランチもどちらもOK。ここで私が特に紹介したいのが、「すいとん」と呼ばれる料理。「ひっつみ」とも呼ばれます。

すいとんはなんとなくせんべい汁に似たような感じの料理ですが、せんべいではなく小麦粉を練って一口サイズにちぎって平らにしたものを具材として使用します。青森県や岩手県などでこの「すいとん」、「ひっつみ」という名前で料理が出されます。でも、よく調べると、他県でも名前を変えて似たような料理が存在するようです。
家庭料理として家で作って食べることもできるんですよ。
せんべい汁とは違い、うどんのようにもちもちっとした食感が楽しめます。だしはあっさりとした魚ベースかな。やま文おすすめの一品です。

陸奥湊駅から歩いていける距離なので移動手段にはあまり困らないかも。もちろん車でもOKです。

やま文

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地域に密着したスーパーと言えばユニバース

ユニバースと言っても、宇宙とか全世界とかという意味ではなく。八戸にあるスーパーマーケットの社名です。全国の各地域それぞれに地域密着型のスーパーが存在すると思います。その一つが株式会社ユニバースです。
「八戸にはほかにもスーパーがあるぞ」と言われるかもしれませんが、まずはユニバースの話をさせてください。

ユニバースは現在のところ八戸市を本部に青森県、岩手県、秋田県に店舗を拡大しています。地域と言ってもすごく小さな範囲ではなく東北地方の広い範囲に密着しているわけですね（すごい）。2010年4月決済時点での店舗数は47店舗。東証一部上場もしています。パートを含めた社員数も約3700名、プラスでアルバイトも加わるわけですが、そう考えるとかなりの人が働いているわけです。
会社の沿革によれば第1号店は八戸市の小中野店だそうです（よく利用させていただいています）。
食品がメインですが店内も広いし、品ぞろえも豊富なんですよ。

ユニバースの店舗の中でもちょっと特異なのが八戸市にあるビッグハウス湊店（ここもよく利用させていただいています）。
ここのお店には、1つの商品を多く買った分だけお買い得になるというシステムがあります。たとえば、牛乳を1本買うよりも2本買うほうが1本当たりの値段が安くなるわけです（ただでさえ安いのに）。なので、他の店舗に比べて商品の在庫数がめちゃくちゃ多い。商品の陳列もものすごいです。脚立がいたるところの通路に置いてあります。取りづらかったらお店の人にとってもらってくださいね（危ないので）。
当然、お客様も大量購入していきます（もちろん箱買いもします）。特売だったりシーズンだったりすると店内は大変なことになります。
普段何気なく買い物をしているかもしれませんが、この、たくさん買うとお買い得というシステムもすごいし、それからそれに対応できるレジのシステムもすごい。他社のスーパーではあまり見られませんね。ということで、他の店舗と見比べてみてください。違いがすぐにわかると思います。

地方の企業と言っても、全国の大型店舗に負けないほどのスーパーが八戸にはあるのです。


参考リンク掲載します。

• 株式会社ユニバース