ところが、八戸市を含めその周辺地域には書店がいくつか存在するものの、様々な分野の専門書を置いている大型書店が存在しません。たいてい置かれているのは雑誌、単行本、小説などです。書店側としてはあまり人気のない本は売りたくないのかもしれませんね。
八戸市にある書店の例を以下にいくつかあげます。
- カネイリ
- 伊吉書院
- 木村書店
- 成田本店
ここで専門書と言っているのは経済、医療、電気、土木、数理など、特定の分野について詳しく書かれている(いわば難しい)本のことです。これらの本を八戸市内で手に入れる(見る)のはとても難しいでしょう。
「インターネットで購入(注文)するからいい」と言う人もいるでしょう。しかし、どのような内容が書かれているのか、自分たちが理解できる内容なのか、実際に本を購入する前に確認したいでしょう。
東京都などの首都圏には専門書を置いている以下のような大型書店があります。
- 紀伊国屋書店
- ジュンク堂書店
- 三省堂書店
これらの書店では様々な専門書が大量に置かれています。必要な情報はそこへ行けばほとんど得ることができるでしょう。
ここで問題になるのが、情報の格差です。首都圏では必要な情報がすぐ手に入る。他方では時間をかけて必要な情報が手に入る。首都圏では大量の情報が得られる。他方では少ない情報しか得られない。これでは情報のスピード、量とも劣ることになります。学びたい意欲のある人たちがいるのに環境によって格差が生じてしまうのはとても残念なことです。
せめて八戸市内に一店舗でも専門書を置いている大型書店を設けられないのでしょうか。
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